Fundoraのチャレンジに3回挑戦して、3回とも失格しました。払った参加費は合計81,300円です。
内訳は、ドローダウン抵触が2回、取引しないまま放置して口座閉鎖が1回。腕の問題より手前の落ち方が混ざっています。「どうせ参加費をドブに捨てるだけかもしれない」と毎回思いながら申し込んでいたので、これから挑む人の迷いは他人事じゃないんです。
この記事では、その3枚の失格メールと注文履歴を日付ごとに並べます。挑戦する前に自分がどこまで仕上がっているべきか、その判断材料になるように書きました。公式情報の紹介より、自分の負けの中身が多めです。
【先に結論】
Fundoraは資金管理を強制してくる場所です。検証(練習)を済ませていない状態で挑むと、参加費が授業料になります。私の81,300円の一部は、確実にそれでした。
Fundoraで3回失格した記録(2026年3月〜7月)
| 口座 | プラン | 取得日 | 支払額 | 結末 |
|---|---|---|---|---|
| 1口座目 | Lite | 2026年3月15日 | 28,490円 | 4月13日、ドローダウン抵触で失格 |
| 2口座目 | Lite | 2026年4月13日 | 32,560円 | 6月12日、未取引日数の超過で口座閉鎖 |
| 3口座目 | Entry | 2026年6月27日 | 20,250円 | 7月13日、ドローダウン抵触で失格 |
1口座目は、言い訳のしようがない負け方でした。損失がドローダウン制限に触れて終了。検証で作ったつもりの型が、本番の緊張の中では守れていなかった。それが数字に出ただけです。
表の日付で気づいた方もいると思います。1口座目の失格日と、2口座目の取得日が同じ4月13日なんです。失格メールが届いたその日のうちに、12%オフの再挑戦チケットで次の参加費を払っていました。あとで書く「負けた直後に取り戻しに行く」というやつを、私はトレードの外側でやっていたわけです。
その2口座目の結末が、まさかの口座閉鎖でした。トレードで負けたわけでもありません。仕事が立て込んでチャートから離れているうちに、「30日間取引がない」という理由で終わりました。失格メールを見て、初めてそのルールをまともに読み込んだくらいです笑
3口座目はEntry口座で、XAUUSDとBTCUSDのロングを軸に粘りました。最終日の7月13日は、午前にBTCUSDで1本、夜にXAUUSDで2本の損切り。その直後に、ドローダウンに抵触したためオープン中のポジションを決済した、という通知が届いて終了です。
3回の負け方は、きれいに割れています。腕で負けたのが2回。ルールを読んでいなくて死んだのが1回。そして2口座目の入口には、頭に血が上ったままの即日申し込みがありました。私の場合、参加費の3分の1以上は、腕と関係のない場所で溶けています。
Fundoraのチャレンジルール(2026年8月時点)
【Fundoraの基礎】
2025年3月に始まった日本発のプロップファームです。円建てプランがあり、サイトもサポートも日本語。運営会社は東京のQuantum Fund Traders株式会社とされています。
プロップファーム自体に馴染みがない方向けに一行で言うと、参加費を払って模擬資金の試験に合格すると、合格後も会社が用意した口座で運用を続け、成果に応じた報酬を受け取れる仕組みのことです。自分の貯金を減らさずに、スキルを報酬につなげにいく選択肢になります。
| 評価方式 | 2段階(フェーズ1→フェーズ2) |
| 利益目標 | フェーズ1が8%、フェーズ2が5% |
| 1日の損失上限 | 5% |
| 全体の損失上限 | 10% |
| 1トレードの損失 | 有効証拠金の1%以内 |
| 最低取引日数 | 各フェーズ3日 |
| プラットフォーム | cTraderのみ |
| 利益分配 | 80%(受け取り額には段階あり・後述) |
| 参加費の目安 | Entryが26,999円、Liteが36,999円(私の購入時点の定価) |
利益分配の80%には、受け取り側の段階があります。報酬は初回が初期資金の10%分まで、2回目が15%分まで。3回目以降で上限が外れます。「80%もらえる」の数字だけ見て挑むと、最初の受け取りで面食らうところです。
数値は2026年8月時点で私が確認できた範囲です。プロップファームのルールと料金は変わりやすいので、申し込み前に公式サイトで最新の条件を確かめてください。
【失格に直結する条件】
1日の損失が5%を超える/全体の損失が10%を超える/1トレードで1%を超える損失を繰り返す/30日間取引しない。どれも、腕の良し悪しが出る前の段階で防げる種類のものです。
cTraderのみ対応、という点は人を選びます。私はMT5がメインで、cTraderに初めて触れたときは発注のたびに手が止まりました。慣れの問題ではありますが、チャレンジ本番でいきなり触るのはおすすめしません。Fundoraに無料デモはないので、cTrader自体のデモ口座で注文と決済を一通り済ませてからの方が安全です。
1%ルールの実像。資金管理の強制装置
Fundoraのルールで一番語られるのが、この1%ルールです。1回のトレードの損失を、有効証拠金の1%以内に収める。超える損失を繰り返すと、警告を経て失格の対象になります。公式の解釈では一度の超過で即失格ではありません(2026年8月時点)。
見落としやすいのは、この1%が1ポジション単位で数えられるとは限らない点です。公式は該当例として、相関性の高いポジションの複数同時保有や、ストップロスを置かない取引まで挙げています。別々の建玉でも、リスクはまとめて見られるということです。
3口座目の私が、まさにこの形でした。XAUUSDとBTCUSDのロングは別々の建玉のつもりでしたが、実際は同じ相場観に賭けた塊で、崩れるときは一緒に崩れた。失格の直接の理由はドローダウン抵触でも、その入口は持ち方にあったと思っています。
窮屈に見えますよね。私も1口座目のときは、正直「そこまで縛るのか」と感じていました。
いまは見方が変わっています。プロップファームは、稼ぐ場所である前に、資金管理ができることを証明する場所なんです。1%ルールはその証明を数値で強制してくる装置で、私はこれを初心者を落とすための罠だとは見ていません。
【1%ルールと相性のいい状態】
エントリー前に損切り位置が決まっている
損切り幅からロットを逆算する手順が固まっている
負けトレードを記録して振り返っている
【まず失格する状態】
ロットが毎回気分で変わる
損切りを先送りして祈る
負けた直後に取り戻しに行く
貯金を溶かしていた時期の私は、バッド側に全部当てはまっていました。そして4月13日の即日申し込みが示すとおり、この癖はトレード画面の外にも顔を出します。当時の私がもっと大きい口座に申し込んでいたら、傷は3倍では済んでいません。
1%で守り切るためのロット計算と損切りは、本番で初めてやってできるものじゃないんです。先に練習で固めておく技術です。
挑戦する前に確認したい順番。検証→プロップ→実弾

私は、トレードで稼ぐまでの道のりを3段階で考えています。
過去チャートで手法の勝率と損益を数字にする段階です。損切り位置の決め方とロット計算を、ここで習慣にします。
作った型が他人のルールの下でも守れるかを、参加費という小さめのリスクで確かめる段階。Fundoraはここに入ります。
証明を終えた型を、自分の口座で運用する段階です。ここまで来て初めて、口座選びの話になります。
なお、検証ソフトのForex Tester Onlineには、Fundoraと提携した「Fundoraチャレンジモード」が用意されています(2026年6月の公式提携)。Fundoraに無料デモ口座はないので、挑戦前の模試はここで済ませられます。①から②への橋は、自分で架けなくていいわけです。
私の3連敗は、この順番を守れていなかった記録でもあります。1口座目の時点では、検証が「やったつもり」の水準でした。その状態で払った参加費の行き先は、最初の表のとおりです。
Fundoraが向く人・向かない人(私の判断)
【申し込む前のチェック】
損切り位置を先に決める習慣がある
損切り幅からロットを逆算できる
検証の記録が手元にある
cTraderに触る時間を確保できる
全部にチェックがつかないうちは、参加費より先に検証環境にお金を使う方が割がいい。これが3回落ちた私の判断です。
逆に、資金管理を仕組みで強制されたい人には向いています。円建て・日本語で挑みたい人にも選択肢になるはずです。大きいロットの一発で増やしたいタイプには向きません。そもそもルールで弾かれます。
Fundoraのよくある質問
出金は日本の銀行口座にできますか
報酬の受け取りは国内銀行送金です。公式では、審査のあと2〜3営業日以内の送金が目安とされています(2026年8月時点)。私はまだFundoraで報酬を受け取った経験がないので、ここは公式の記載に基づく答えです。申し込み前に公式で確かめてください。
cTrader以外で取引できますか
できません。MT4・MT5には対応していません(2026年8月時点)。cTrader自体のデモ口座や、前述のFTOのチャレンジモードで操作に慣れてから挑むのが無難です。
失格したら参加費は戻りますか
戻りません。私の81,300円も戻っていません。だからこそ、申し込む前に自分がどの段階まで仕上がっているかの確認が要ります。
3回落ちた人がなぜ紹介するんですか
もっともな疑問ですよね。先に書いておくと、この記事の下にあるボタンは紹介リンクで、申し込みがあれば私に報酬が入ります。それでも書いているのは、3回の失格のどれについても、原因がFundora側にあったと思えなかったからです。ドローダウンも未取引での閉鎖も、規約に書いてあることが書いてあるとおりに執行されただけでした。
なので、この記事を読んで「まだ早い」と感じたなら、申し込まないのが正解です。私に入る報酬より、読者が払う参加費の方が高いので。
4口座目の前に、私がやり直していること
私は次の挑戦の前に、検証からやり直しています。1%で守り切れるロット計算と損切りを、本番の緊張がない場所で固め直してから、次の参加費を払うつもりです。4月13日のような申し込み方は、もうしません。
ちなみに、別のプロップファームでは合格の7日後にニューストレーディングの規約違反で失格したこともあります。損失ゼロ、ドローダウン0.00%のままの失格でした。規約もスキルのうちだと、身体で覚えた出来事です。
ここから先は、上のチェックリストが全部ついた人だけどうぞ。
記事内の数値・ルールは2026年8月時点の確認情報です。変更されることがあるので、最新の条件は公式サイトで見てください。
検証からやり直す場合は、こちらの記事が入り口になります。



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