
FTOで移動平均線を出すたびに、期間を手で打ち直すの、地味に面倒…
Forex Tester Online(FTO)で検証するたびに、移動平均線の期間をひとつずつ手で入力していました。
20、100、400…と、時間足を変えるたびにやり直す。
大した作業ではないんですが、検証に入る前のこの一手間が、地味に集中を削っていくんですよね笑



それなら最初から設定済みのインジを作ってしまお。
そう思って自作したのが、今回お渡しするSMA・EMAのカスタムインジです。
時間足ごとに期間を入れた状態で表示されるので、FTOにアップロードすれば、使用する時間足のインジを設定するだけです。


私が自分の検証を楽にするために作ったものをそのまま配ります。
【お渡しするもの】
・FTO専用のSMAインジ(7つ)
・FTO専用のEMAインジ(7つ)
・時間足ごとに期間を設定済み。読み込むだけで表示される
・気に入ったら、自由に紹介・リンクしてもらって大丈夫です
SMA・EMAを時間足ごとに設定済み
配るのは2種類です。SMA(単純移動平均)とEMA(指数移動平均)。中身の期間はどちらも同じで、好みで選べるように両方そろえました。それぞれM1からW1まで、7つの時間足分を用意しています。
ひとつ、使う前に知っておいてほしい仕様があります。このインジは「その時間足専用」に作ってあります。
たとえば「Perfect SMA M15」は15分足のチャートでだけ線を引きます。
1時間足のチャートに乗せても何も出ません。
私が無料配布しているTrading Viewのインジケーターとは異なるのでそこだけ気をつけて下さい。
なのでチャートの時間足に合わせて、同じ名前の足のファイルを選んでください。
| 時間足 | 設定している期間 |
|---|---|
| M1(1分) | 20 / 100 / 300 |
| M5(5分) | 20 / 60 / 240 |
| M15(15分) | 20 / 80 / 320 / 1920 |
| H1(1時間) | 20 / 80 / 480 / 2400 |
| H4(4時間) | 20 / 120 / 600 |
| D1(日足) | 20 / 100 / 400 |
| W1(週足) | 20 / 80 |


【なぜ時間足で期間が違うのか】
短期の足では細かい波を、長期の足では大きな流れを見たいからです。同じ「20」でも、5分足の20本と日足の20本では、見ている時間の長さがまるで違います。足ごとに役割を変えているので、数字も足ごとに変えています。
ダウンロードは下のボタンから。SMAとEMAで分かれているので、自分で使うほうを選んでください。
両方とも試してみるのもいいと思いますし、そこはお任せします。
なぜ「設定済み」だと楽なのか



私は分析をTradingViewでやっているので、まずそっちで期間設定を見て、それからFTOに移ってまた同じ数字を入れていました。
この往復が、地味に手間なんです笑
TradingViewで移動平均線の期間を確認して、FTOに切り替えて、同じ数字を打ち込む。
時間足を変えればまたやり直し。
設定済みのインジを読み込んでおけば、この往復が不要になるのでラクになります。
FTOを開いて、時間足に合うファイルを選ぶだけ。
これで、インストールした後にすぐ検証に入れます。


TradingViewの無料インジと同じ設定です
この期間設定、以前に配ったTradingView用の無料インジと同じ考え方で組んでいます。
私が尊敬している通称「100億円トレーダー」さんのマルチタイムフレームでの移動平均線の見方を、各時間足へ当てはめたものです。
あくまで手法を参考にした私の設定で、ご本人公認のものではありません。
だから、TradingViewで普段の分析、FTOで過去検証、と使い分けても、見ている移動平均線がズレません。



練習と実際のトレードが同じ目線、感覚を保てるのが一番です。
TradingView側のインジをまだ持っていない人は、先にTradingView無料プランで同じ移動平均線を一発表示するインジを入れておくと、両方の線がそろいます。
FTOへの入れ方(2026年6月時点)
ここからは導入の流れです。FTOはブラウザで動くので、アプリのインストールそのものは要りません。
カスタムインジを一度読み込ませるだけです。
【読み込む前の確認】
・FTOのアカウントにログインできている
・配布zipを解凍して、中の.jsファイルが見えている
・表示したいチャートの時間足を決めている(その足のファイルを使う)
【先に注意】
画面の名称やボタンの位置は、FTO側の更新で変わることがあります。下の手順は2026年6月時点のものです。見つからない時は、FTOのインジケーター一覧のあたりを探すか、公式の案内を確認してみてください。
大まかな流れは下図のような4ステップです。


少し詳しく説明すると、
ダウンロードしたzipを解凍すると、時間足ごとの.jsファイルが入っています。
SMAとEMAで分けているので、使いたいほうを選びます。


FTOを開き、インジケーターの一覧(カスタムインジを追加する画面)を開きます。
「インジケーターをアップロード」をクリックし、ダウンロードした.jsファイルをアップロード。


表示するチャートの時間足に合うファイルを選んで読み込みます。
成功すれば User indicator successfully loaded. と表示されます。


読み込んだインジを選ぶと、設定済みの期間で移動平均線が出ます。期間を打ち直す必要はありません。
あとは検証を始めるだけです。


SMAとEMA、どちらを使うか
SMAとEMAの違いは、直近の値動きへの反応の速さです。EMAのほうが新しい価格に敏感に動きます。
どちらが正解ということはないので、普段の分析で見慣れているほうに合わせるのが、いちばん迷いません。
| 項目 | SMA(単純) | EMA(指数) |
|---|---|---|
| 反応の速さ | ゆっくり | 速い |
| 線の素直さ | なだらか | 価格に食いつく |
| 今回の期間 | 同じ | 同じ |
【こう使うとスムーズ】
・チャートの時間足と同じ名前のファイルを読み込む
・SMAかEMA、普段使っているほうに寄せる
・まずは設定済みのまま使って、線の出方に慣れる
【こうするとつまずきます】
・違う時間足のファイルを乗せて「表示されない」と悩む(仕様です)
・SMAもEMAも全部同時に乗せて、線だらけにする
・最初から期間をいじって、元の設計を見失う
【ひとつだけ】
このインジは移動平均線を表示するだけの道具です。売買サインを出すものではありません。線の傾きや並びをどう読むかは、いつもの自分のルールでやってください。道具は手間を消してくれますが、判断までは肩代わりしてくれません。
FTOをまだ持っていない人へ
ここまで読んで「そもそもFTOを使っていない」という人もいると思います。FTOはMacでもそのままブラウザで動く検証ソフトで、私が今まさに検証に使っているものです。クレカ不要の無料デモがあるので、まず触ってみて、合いそうなら続ける、で十分だと思います。
メールアドレスとパスワードだけで始められます。クレカは要りません。まず触感を確かめるだけでいいと思います。
長く使うなら買い切りのプランが割安です。価格は時期やプランで変わるので公式で確認してほしいのですが、決済画面でクーポンROADMAPFTOを入れると10%引きになります。セールの時期は、さらに割引が乗ることもあります。
Macで動く検証ソフトを探していたなら、まずは無料デモで触ってみるのが早いです。
合わなければ離れればいいだけですし、私はこれで検証をしています。
よくある質問
- FTOのカスタムインジは、MT4の.mq4インジと同じですか?
-
別物です。FTO(オンライン版)のカスタムインジはJavaScriptで動く仕組みで、デスクトップ版のForex Testerが使う.dllや.mq4とは形式が違います。今回のインジはFTOのオンライン版向けに作っているので、デスクトップ版のForex Tester 5/6には読み込めません。
- インジが表示されません。
-
多くは時間足の取り違えです。このインジは「その時間足専用」なので、たとえばM15のファイルはM15のチャートでしか線を引きません。チャートの時間足と、読み込んだファイルの名前(M15・H1など)が合っているか見てみてください。
- SMAとEMA、両方入れないとダメですか?
-
どちらか片方で十分です。中身の期間は同じなので、普段見慣れているほうを選んでください。両方を見比べたい時だけ、両方読み込めば大丈夫です。
- 期間は自分で変えられますか?
-
変えられます。設定画面から期間を打ち直せます。まずは設定済みのまま使ってみて、自分のスタイルに合わせて少しずつ調整していくのがいいと思います。
- 配ってもらったインジ、紹介してもいいですか?
-
どうぞ。気に入ったら自由に紹介・リンクしてもらって構いません。誰かの検証が少し楽になるなら、それがいちばん嬉しいです。
あとは検証に集中するだけ
道具で省ける手間は、省いてしまっていいと思っています。
移動平均線の期間を入力する時間と労力は、検証する時間と集中に当てられるものです。



今回のインジで一手間を消して、検証そのものに集中できるようにしましょう。
私もまだ検証を継続しています。同じ道具を使う仲間が増えて、それぞれの検証が少しでも前に進むなら、作って配布している甲斐があります。
このインジケーターは、私自身が必要で作ったものなので完全無料です。
今後も有料化する予定はありません。
ただ、もし使ってみて「便利!」「検証するときに手間だと思っていたからラッキー!」と思っていただけたなら、その「お代」として、X(Twitter)の投稿に「いいね・リポスト」をいただけると嬉しいです。
皆様からの反応が、次の無料ツールを開発する最大のモチベーションになります!
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