夜中にロスカットされた直後、私はまだベッドの中でスマホを触っていました。
給料が飛んでいた頃、寝る前にもスマホでポジションを取っていました
FXを始めた理由は、給料が上がる当てがなかったからです。もっと稼ぎたい。動機はそれで全部でした。
PCでもスマホでもトレードしていて、稼ぎたい欲が膨らむにつれて入る回数が増えていきます。歯止めはなし。仕事から帰って、寝る前の布団の中でも、スマホで新しいポジションを取る。根拠はありません。持っていない時間が落ち着かなかったんです。
結果は、含み損を抱えたままのロスカットの繰り返しです。手取りのほぼ全額が飛ぶ月もありました。
一番残っているのは、夜中のロスカットです。その瞬間にその月の給料が消えたことは分かっていて、分かっているのに認めたくなくて、布団の中で現実から目をそらしたまま、それでもまたスマホを開いていました。
ギャンブル同然のトレードをやめて、過去チャートでの検証に切り替えました
あの夜のトレードを思い返しても、根拠と呼べるものが出てこなかった。運頼みです。それで、本番で入りたくなった場面を過去チャートで練習する方に行動を変えました。ギャンブル同然のトレードをやめて検証に切り替えた、という言い方が一番近いです。
切り替えた最初の夜は、過去チャートで自分が負けた日を巻き戻して見ました。
夜中にポジションを取ることはもうなくて、負けた場面はそのまま翌日の検証の題材に回るようになりました。いまは戻っていますが、検証が止まった時期もあります。結果が出ず、続ける意味を見失ったからです。
299トレード、119勝180敗
FTO(Forex Tester Online)という検証ソフトで、EURAUDを299回トレードした記録です。約40ヶ月分の過去チャートを使いました。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 総トレード数 | 299回 |
| 勝ち/負け | 119勝180敗(勝率39.8%) |
| 純利益 | +1,170.80ドル |
| プロフィットファクター | 1.08 |
| 平均利益/平均損失 | 136ドル/83.5ドル |
勝率だけ見れば負け越しで、合計がプラスなのは1回の勝ちが1回の負けより大きいからです。プロフィットファクター1.08は薄いですし、本番で同じ数字になる保証もありません。
この39.8%を初めて見た時は、落ち込むより納得が先でした。納得したのは勝率の行より、平均利益と平均損失の行です。伸ばすところは伸ばせている。負けの数が多いのは、その代わりに払っている分だと読めました。
負けていた頃は、自分の成績を数える習慣がありませんでした。何回入って何回負けたのか、記録がないので今でも分かりません。だから、数えた分だけ。299件は前の記事を書いた時点の切り取りで、2026年9月1日時点では327件になっています。数字が動いたら、このページも書き換える予定です。
方向別の内訳や、1トレードあたりの期待値の計算は勝率39.8%でもプラスだった299トレードの記録に分けて書きました。
いまの毎晩。Macのブラウザで過去チャートを1〜2時間
帰宅してからの夜に1〜2時間、FTOで検証しています。過去のある日のチャートを当時の状態から流して、入って、決済して、結果を書き留める作業です。ブラウザで動くので、ずっと使っているMacのままで済んでいます(会社のPCはWindowsです笑)。
ここに落ち着くまでに、Parallelsの仮想Windowsは面倒で重くてやめ、デモ口座での検証とTradingViewのリプレイも試してやめました。練習君はWindows専用なので、検討した上で見送り。
FTOはセール中に、買い切りのProを買いました。買ってよかったと最初に思ったのは、統計が自動で出て自分の癖が見えた時です。困ったのは、操作と設定で迷ったこと。
疲れて頭が回らない日は、チャートを開きません。疲れた状態でチャートを見ると、ろくなことになりませんでした。疲れている夜は寝るのが、私にとっては一番の資金管理だと思っています。
週末は、周りが遊んでいる時間が検証の時間。友人から付き合いが悪いと言われたことがあります。しばらくは飯も飲みも行かない、何ヶ月か何年かは分からない、と正直に伝えました。返ってきたのは、それなら次はお前から誘え、それまでは待っている、という言葉でした。奢る約束付きです。
プロップファーム。Fintokei 5口座は未合格、合格した1口座は7日で失いました
プロップファームはFintokeiに挑戦して、これまでに5口座。全部、途中で終わっています。ステップ2まで進んだ口座もあって、直近は2026年7月にステップ1を通過し、同じ月にステップ2で終了の通知を受け取りました。
いちばん悔しかったのは、日次ドローダウンで終わった口座です。ほかの口座がどのラインに触れて終わったのか、口座ごとの記録はまだ整理できていないんです。残っているのは終了を伝える通知の文面くらいで、整理できた口座からこのページと記事に足していきます。
合格した口座も1つあります。TradingCultで、2026年7月8日に1ステップのチャレンジ(5万ドル口座)を通過して、本運用の口座をもらいました。3取引日、9トレードでの通過です。
7日後の7月15日に失格です。理由はニュース取引の規約違反でした。経済指標の前後5分は取引が制限される時間帯で、そこだと気づかずにXAUUSDで新規に入っています。カナダ銀行の金融政策報告の時間でした。経済カレンダーを見ていなかったんです。
プロップで飛ぶ原因は負けることだと思っていましたが、私が実際に飛んだのは規約で、失格時のドローダウンは0.00%、出金は0ドルのまま終わっています。合格した時点の数字と、失格ルールの内側に期待値を収めるという考え方はプロップファームの勝ち方は、期待値を失格ルールの内側に収めることに書きました。
TradingCultの出金は0ドルでしたが、出金まで届いた口座が別に1つあります。BlueBerry Fundedのインスタント口座で、2026年7月に$300の出金が承認されて、受け取りました。金額は小さいですが、プロップファームから実際にお金が届いたのは、これが初めてです。
私は先生ではなく、同じ壁を知っている先輩でありたいと思っています。勝った人の完成した話なら、探せばいくらでも読める。私が残せるのは途中だけなので、途中を残します。
このブログで書くこと、書かないこと
書くのは、検証の記録とプロップファーム挑戦の実体験で、失格した口座も薄い成績も出します。書かないのは、家族のこと、会社と本業の詳細、それに実際の金額です。LINEへの誘導と商材の販売もありません。
お金の流れも書いておくと、記事で紹介しているFTO・Fintokei・Fundora・TradingViewなどのリンクにはアフィリエイトのものがあって、そこから申し込みがあると私に報酬が入ります。それ以外に、このブログから何かを買ってもらうものはないです。
進まない週もありますが、完全にはやめないところだけは守るつもりです。
私は検証にたどり着くまで遠回りをしました。どこから始めるかは「まずここから」のページに書いています。
